中柱の坪
中柱の坪(二本の棒を挿す所)が砂や泥で埋まっていませんか!、ときどき中柱を外して、砂や泥を取り除き、中柱の下部についた砂や泥を掻き出すと
奇麗になって、湿気もなくなるので長持ちします、掃除をすれば中柱の状態が良く分かり交換の時期を逃しません、ほっておくと思いもかけないときに中柱が外れてしまうことがあり、大変危険です。
プレスで折り曲げ成型をした所です。
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水切りの交換
シャッターの水切りはスラットのインターロックの形状からダメな場合もありますが、
ほぼ、何処のメーカーのスラットにも取り付ける事ができます、お問い合わせをお待ちしています。
この写真は水切りの上のスラットを交換した時の物です、水切りを外す、取り付けるは同じ工程です。
中柱やガイドレールを取り外して、水きりを引きぬく方向と反対側の爪を起こし、
水切りを反対方向へスラットから引き抜く、
新たにスラットに水きりを差しこみ、爪を締める
新しい場合は反対側の爪も閉めて、スラットを整えてガイドレール(もしくは中柱)に入れ、ゆっくり上げて上部に巻き上げ、ガイドレール、中柱を取り付けて開閉を確認して交換の終
わりです。
水切り:長さ2,700mm未満で、
¥12,000円/1本 (送料別・税抜き)
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水切りやスラットの寸法の測り方を見てください。
水切りの寸法の測り方と交換の仕方をアップしました、こちらのページをご覧ください。
旧型の中柱です、交換しませんか?
旧型の中柱です、寸法を測っていただければその寸法に切断して制作をします!、普段、中柱を取り外したり取り付けたりしておられれば楽に交換が出来ます、古くなった中柱を交換しませんか?。
長さ2,500mm未満で補強無し、
¥22,000円/1本(送料別・税抜きです)
材料が入荷しましたので製造することができます!。
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危険!!!、手動巻き上げチェーンを下げっぱなしにしないで下さい!
先日、重量電動シャッターが斜めになって動かなくなったと電話があり、さっそく伺って見ると、外から見てシャッターが左へ斜めになっているので、
上で引っかかって斜めになっているんだなと思って裏側へ回ると、なんとビックリ!、
床にモーターとブレーキのユニットが落ちていました!、
開閉器のモーターが取りついていた所です、モーターが取り付けられていたボルトが引きちぎられています
電動シャッターを動かしたり、止めているのはモーターとブレーキです、
そのモーターが開閉器から外れてしまうとシャッターを支えているものが無くなってしまい、上部に巻き上げられている場合はシャッターが落下します。
今回、モーターが外れたのはフォークリフトで作業中に電動シャッターの手動開放用のチェーンをフォークリフトをバックする際に引っかけてしまい、
モーターが落下、シャッターが落下して、フォークリフトのフォークに落ちて来たそうです。
人にケガが無かったのが幸いでした。
現在の電動シャッターには”緊急落下防止装置”の付いている電動シャッターもあります。
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電動シャッターで”エマゼンシースイッチ(安全スイッチ)が動作した””おかしい?変だ!”と思ったら動かさないで!
滅多に有りませんが、お客さんのところのシャッターに雪がへばり付いて凍り、
シャッターを上昇させる時に凍りついた雪がエマゼンシースイッチを押してシャッターが止まってしまいました、
他に止まる原因が見当たらなかったので凍りついた雪が原因の様です。
この”シャッターにへばり付いた雪”をそのままにしてシャッターを上昇させると、
シャッターの巻き径が大きくなり設定した所を越えて止まる為に座板(水切り)が
エマゼンシースイッチが有ればそこで停止(メーカーにより上昇も下降もできないか、上昇のスイッチは動作しないが下降は出来るのもあります)します。
エマーゼンシースイッチが無い場合はシャッターの座板(水切り)がシャッターケースの中に引き込まれて停止します(リミットスイッチが動作する所で)、
この場合上部で引っかかってしまった場合、下降スイッチを押した時にシャッターが下降せずシャッターケースの中でシャッターの巻きがほぐれてしまう場合があります。
こうなってしまうとシャッターを下げるのが大変になってしまいます、シャッターの座板がシャッターケースに引き込まれて止まった場合は、
絶対に下降スイッチを押さないで下さい!
シャッターの修理が必要です。
安全スイッチ(エマーゼンシースイッチ)が作動していても、とにかく動かさないで、修理の依頼をお願いします。
エマーゼンシースイッチが無い場合もしくは動作しない場合はぜひ取り付けてください!
電動シャッターが上まで上がりきらない
と、電話が有り伺って見ると、取り付けてから三十数年たっている電動シャッターで、シャッターを下降すると下から50センチくらいの所で、
開閉器の出力のスプロケットの所でローラーチェーンが滑って、スプロケットのコマ飛びをしていました、
開閉を繰り返すたびに一コマ、二コマと、コマ飛びを起こすので下降時のリミットスイッチでの停止位置はスラットが撓み、
巻き取りシャフトから吊元が離れてしまって逆に巻かれそうでした。
上昇時の停止位置は上部から30センチくらいの位置まで下がった所で止まっています。
開閉器も古く、ローラーチェーンの消耗と、開閉器の出力のスプロケット(小さい)の消耗と配電盤のリレーの寿命を考えると、
開閉器の交換の見積を出したのですが、私の説明が悪く交換をしないでローラーチェーンの交換をするようです。
古くなった開閉器の配電盤、動かなくなるのも困りますが、リレーの固着で止らない、のが非常に困ります、
上昇時に止らない時はシャッターをケースの中に引き込んでしまいます、この時に安全スイッチが作動をしてもシャッターを巻き込んでしまいます、
下降時には、一端は降りたシャッターが上昇し、逆方向に巻き込んで行きます、こうなってしまうと修理が大変になります。
配電盤のリレーの動きは外見からは分かりません、機会を見ての交換しか有りません、その場合に古いと配電盤が無い場合があり、
開閉器の交換となる場合もあります。
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点検が出来る様に!
倉庫や車庫のシャッターは殆どがシャッターケースが剥きだしになっているのでバランス調整や交換、修理が行いやすいです。
店舗の場合は点検や調整、交換の事を全く考えていない気がします、
1連で左右のガイドレールが壁面に埋まっている場合は水切りやスラットを交換する事が難しく、手間もお金もかかります。
巻き取り部が天井に入っている場合、ボックスの左右に点検口が有れば、バランス調整やスラットの修正が出来ますが、
点検口が無く天井が仕上がっている場合は、巻き取り部の調整、交換などの場合に天井を壊さないと作業が出来ません。
先日電話で問いあわせが有りました
電話で”シャッターのボックスのどの辺りに点検口を設ければ良いですか?”と問い合わせが有りました。
電話で説明をしたのですがマンガを描いて見ました、
シャッターの点検口へを見て下さい。
シャッターは点検修理が必要です、意匠性の問題もありますが出来れば、
ガイドレールが取り外せる
シャッターの左右に点検口を設ける
これで修理点検がしやすくなります。
三方枠と内装
開口部の意匠と見切りのために三方枠を使用していますが、この三方枠とガイドレールが一体の物が有りました。
シャッターが古くなり、交換をしようとすると三方枠ごと取り外さなくては出来ません、
外壁などのからみもあり、余計な費用がかかってきます。
内巻で、三方枠が有り、内装(ボード)がガイドレールの半分以上をまで貼られていると、
内壁のボードを剥がし、下地などの撤去をしないとガイドレールが外れません、
ボードや下地は再使用出来ない場合が多く、手間もかかってしまいます。
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シャッターの疑問&質問のヒント!
Q1:外からキーが差し込めない&回らない!
大変です、鍵がかかっている場合は開けることができません。
他に出入り口が有りましたらそこから入って内側から鍵を操作して開錠します、他に無い場合は鍵を壊さないと開けることができません。
Q1.2: これから鍵をかけたいのにかけることができません。
この場合は中からいったん鍵を”開錠”か”接錠”の状態にして外からキーを差し込んで操作をしてみます、回れば大丈夫ですが、回らない場合は鍵が壊れて
いますので鍵の交換になります。
このキーが差し込めない&回せない原因の一つが”鍵が中から操作され中途半端な状態に”が非常に多いです。
この中途半端な状態でシャッターを上げきると、次に下げるときにブラケットとガイドレールのつなぎ目に引っかかってシャッターが下がらなくなる場合もあ
ります。
Q2:
雨戸の電動シャッターが動かなくなった
と電話が有り、伺ってケースを開けた所、ケースの中ですラットが弛んでいました。
スラットの弛みをとってスラットを下げて動かした所、中間で止まってしまいました。
スラットの巻き取りを見るとスムーズに巻き取られていませんでした、
巻き取りパイプに近い方(上の方)のスラットが逆方向に巻かれて、その部分でインターロックが外れていました。
外れた所からのスラットを巻き取りパイプから外して、インターロックを合わせて差し込み、巻き上げました。
上部の停止位置が少し狂ったようなので、スラットを少し下げた状態にリミットスイッチを調整しました。
電動シャッターが下がらない!
水切りやスラットが変形して上部に引っかかっていたり、水切りが上に上がりすぎて引っかかったりした状態でシャッターを下降させると、
左の写真の様にスラットが巻き取りパイプからほぐれてシャッターケース内にスラットがトグロを巻いてしまうことがあります、こうなってしまうとシャッ
ターを下げるのが非常に難しくなってしまい手間がかかります。
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電動シャッターが下がらない!2
W5000×H3800位の電動シャッターを作業が終わったので下降ボタンを押して事務所へ引き揚げたら、
下から3,000mmくらいの所で引っかかり、スラットがシャッターボックスの中で巻が、
完璧にほぐれて、巻き取りシャフトの吊元付近は逆方向に巻かれてしまいました。
スイッチを押しても”モーターの動作音”はするがシャッターが動かないと電話が有りました。
午後6時すぎに会社を出て、左右の正面ケースを外して見た所が、完璧にスラットがほぐれているので、翌日に足場を用意して修理に伺う事にしました。
翌日、ケースをすべて外して、正面のCチャン(ケースの下地)を取り外して作業を始めましたが、難しく時間がかかりました。
ケースの中にスラットのほぐれたのを関知する”安全スイッチ(エマーゼンシースイッチ)”が有ればここまで酷い状態にならなかったと思います。
Q2−1:
電動シャッターのリミット調整
Q2の原因の一つがシャッターの停止位置の狂い(リミットの狂い)です、マイクロスイッチの故障やギヤ飛び、チェーン飛びなどが考えられますが、原因がわからないこともあります、が再調整してもダメな時は交換になります。
リミットスイッチには、機械的の位置をセットするタイプとして、コマをネジで送ってスイッチを動作させるものや、回転式のカウンターでスイッチを動作させるもの。
位置情報を電気的に記憶させるタイプとして、ポテンションメーターの位置を記憶させて設定するものが有ります。
メーカーにより設定の仕方が異なります。
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Q2−2:
電動リモコンシャッターが落雷でやられました
落雷(直撃ではありません)で電動リモコンシャッターが2台動かなくなったと電話があり行って見ると、
スイッチを押しても何の音もしません、リモコンの送信機を操作すると上昇、ストップ、下降共にリレーが動作しています。
開閉機を交換して、配線をして動作を確認、スイッチを押した時しか動作しない!
プリントパターンが溶断をしていました、リモコンの送受信機を工場へ持って帰りジャンパー線を半田付けして、リモコンの送信機を動かしてテストをしたら、
上昇スイッチ :リレーも動作して、導通無しから、導通無しに
ストップ :リレーも動作して、導通有りから、導通無しに
下降スイッチ :リレーも動作して、導通無しから、導通有りに
ストップの回路は直ったのですが、上昇の回路が切れたままです、プリントパターンを追った所、写真のチップ部品の導通が無く、
メーカーに確認を取っている所です。
電動シャッターと雷のページへ
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Q2−3:
木製のオーバードアでトローリータイプでチェーンを使った電動リモコンが動作しない
リモコンを操作しても壁面のスイッチを操作してもモーターが唸るだけで動作しないと修理依頼が来ました。
無励磁タイプのブレーキのカバーを外した所です。
現場でモーターの端子を触った所、同通のない所が有り、ケースを見るとケースの塗料が熱がかかって流れたような感じが有りモーターがダメになったと思い、
モーターのメーカーと型式を控えて帰りました
メーカーに問い合わせをした所、その型式のモーターは無いが同等品が有ると言うことでさっそく取り寄せて交換、正常に動作をするようになりました。
Q2−4:
メールで質問が有りました
Q:シャッターの構造についてお教えください。
当方の工場の電動シャッターなのですが、工場を30年前に建築したものです。
少し疑問に思っているのですが、巻き上げているときのチェーンは切れる事はあるのでしょうか?
それとシャッターを全開している或いは途中で停止している状態ではチェーンの力だけで止まっているのでしょうか。
それともストッパーのような構造が別にあって停止しているのでしょうか?
A:スプリングを使用した軽量シャッターの電動シャッター以外はローラーチェーンのみで駆動されています、ローラーチェーンが切れた場合はシャッターが落下します。
ローラーチェーンはシャッターの重量に対しかなりの強度を持っているので普通の使用では切れることはありません、使用によるローラーチェーンの摩耗、
錆などによる腐食、長期間に動作をしなかった場合のリンクの固着などにより切れることがあります。
現在は緊急落下防止装置の付いた電動シャッターもあります。
スプロケット、ローラーチェーンの摩耗&リンクの動きを定期点検することをお薦めします、メンテナンスをしませんか!。
ローラーチェーンを交感しました
固着してしまったローラーチェーンです、真中付近のブレード?が割れています、
電動シャッターの配電盤(リレー)の寿命
去年、30年近く前に取り付けた電動シャッターのブレーキ故障の時にブレーキ交換と一緒に配電盤(リレー)も交換しました。
30年近くたっているので交換をしました、まだ大丈夫かもしれないし、明日、接点が固着するかもしれません、目視での点検が出来ない部品なのである程度の年数が来たら交換をする事をお薦めします。
3相モーターの場合は接点の固着により単相運転になりモーターが焼損して動かなくなる場合があります、
この場合上昇した状態で焼損した場合モーターが回らなくなり自重降下(手動)する事もできなくなり、シャッターを下げられません。
シャッターがストップボタン(停止)を押しても停止までタイムラグが有る、などの場合は、ブレーキの故障か配電盤のリレーが切れにくくなってきている前兆です。
停止位置(上昇・下降)に止らない、モーターが焼ける前に、ある程度の年数を過ぎた電動シャッターは配電盤の交換を!お願いします。
電話で問い合わせが有りました
Q:手掛けの穴の寸法:61mm×17.5mm に合う手掛けが有りますか?、問い合わせが有りました。
セブンシャッターで使用している手掛けの寸法(寸法はこちらへ)と違っていたのでご要望に応じることができませんでした、
一回手掛けが外れると新しいのを入れても外れる場合があいります、その場合は手掛け付きのスラットに入れ換えてもらうしかありません。
手掛けが外れたままで使用していると、思いもかけない時に指をケガすることがあります、その為にも早めの修理をお願いします。
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検索のキーワードで
電動シャッター ペンキ塗り 故障 と言うキーワードで検索をされてホームページを見られた方がいました。
ペンキがスラットのつなぎ目に入り固まってしまうとスラットが巻き込みシャフトにスムーズに巻き込まれないためにスラットの巻径が大きくなり、
シャッターを上昇させた時に規定の位置に停止しないでシャッターを巻き込んでしまう事があります。
安全スイッチが有る場合は水切りがスイッチを押した所でシャッターは停止します、
安全スイッチが無い場合もしくは壊れている場合はリミットスイッチの上昇の位置までシャッターを巻き上げる為、
水切りがシャッターボックスの中へ引き込まれてしまいます、この時に下降のスイッチを押すと水切りやスラットが引っかかって下降せず、
シャッターボックスの中でスラットが緩んでしまい、修理をするのが大変になります。
水切りがボックスに巻き込まれた、下降のスイッチを押しても降りないと思ったらすぐに停止をして修理を依頼して下さい、くれぐれも動かさないで下さい。
Q3:シャッターが斜めに!
シャッターが斜めになると、スラットがズレやすくなりズレるとガイドレールやブラケットに擦ったり、
ブラケットとガイドレールの接続部に引っかかってシャッターを動かす事ができなくなったりします。
手動シャッターの場合に中心で操作をせずにシャッターの左右の端を持って操作をしていると斜めになってしまいスラットがズレる原因になります。
電動シャッターの場合はシャッターを下降した時に片側に物を置いたりして斜めになってしまいスラットがズレる場合があります。
スラットがズレると擦れる音がしたりします、何処かに擦っているということはスラットの変形や、
場合によってはブラケットが軸受を中心に丸く切り取られてしまうこともありますので早めの修理をお願いします。
建物の変形によるもの
建物の地盤が沈下したりした場合もシャッターが斜めになります、
この場合シャッターの取り付けが水平でなくなり、ガイドレールも垂直でなくなる事が多く、
直すには土台上げをするか、シャッターを取り付け直すしか方法が有りません。
建物が傾いた時は、シャッターを下げた時にスラットがガイドレールに擦って(押されて)斜めになり、
シャッターを上げると巻き取り部でスラットが奇麗に巻かれずスラットがブラケットに擦りながら巻き取られて行きます。
この場合はガイドレールを取り付け直せば大丈夫です。(根本的には屋直しをすれば良いのですができない場合です。)
上記以外で斜めになった場合は、シャッターを吊っている吊もとが外れたか、巻き取り部の変形などが考えられますので緊急の修理をお願いします。
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シャッターが重くて開閉時に引っかかる
と、電話が有り伺って見ると、
プーリーのベアリングの部分が完全に壊れていて、プーリーのプレートの部分がパイプに食い込んでパイプを半分ほど切断しています。
上の写真の反対側からの写真です、パイプが折れかかっているのが良く分かります。
これではプーリーがパイプに食い込んで動かない(重い)訳です。
巻き取りシャフトを新しく制作して交換する為に外した所、反対側のプーリーも壊れていました。
巻き取りシャフト交換の他に、中柱の落しの部分が腐っていたので中柱と、水切りとスラットの何枚かが変形していたので交換しました、これで見違えるように軽く開閉する事ができるようになりました。
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シャッターが動かなくなった、と電話が有りました
朝、シャッターが動かなくなったと自動車やさんから電話が有り伺ってケースを外して見たら、
プーリーが破損してパイプを削ってシャッターの巻き取りが斜めになっていました。
取り外した巻き取りシャフトを工場で分解しました、半分以上削れていました。
前の修理をした時にもこのシャッター(他にも何連か取りついています)の動きが悪く、そのうちダメになると思っていました。
今回は当日に修理を終えることができましたが、もう交換の手だてを考えないとダメな気がします。
シャッターが下がらない!
と、電話が有り話を聞いた所、
正面ケースを外した所、シャッターが巻きとられたまま下面ケースに乗っている。
軸受がフランジの所で疲労により折れてシャッターが巻きとられたまま下面ケースに当たっていました、これではシャッターを下げることができないはずです。
古い軸受のフランジを削り、新しい軸受を取りつけシャフトを元の位置に戻しました、バネがヘタっていたので一回転バネを巻きました、これで軽く上げることができます、でも一回転巻いたのでシャッターを上げた時の上にひきあげる力も大きくなったのでシャッターを上げる時はシャッター棒を使用して上げてもらうように説明をしてきました。
シャッターを取りつけてから約40年、途中20年くらい前にスラットと巻き取りシャフトと中柱を交換されたようです、交換されてから一度もメンテナンスをしていないようです、バネもヘタってきてプーリーのグリースも切れてきます、少し重くなったかな?と思ったらぜひメンテナンスをしませんか?
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シャッターケースの中のスラットの錆び
シャッター交換の依頼が有り寸法を計りに行った所、スラットの大半が外されて脇に有り、風か中から車が出てスラットがガイドレールから外れてしまったのでスラットを外したのかなと思っていました。
ガイドレールを外して斜めになったスラットを引っ張ってスプリングを戻そうとした所、ほぼ切れていたスラットが完全に切れて外れてスプリングが戻りました、まさか切れかかっているとは思わなかったので危ない所でした。
メンテナンスでシャッターにペンキを塗ってもシャッターケースの中のスラットには塗られていない場合が多く、
ペンキを塗っていなくてもケースの外のスラットは風雨により洗われてシャッターケースの中のスラットより腐食しない場合があります。
普段目にすることができない部分の腐食なので、メンテナンス(バランス調整やプーリーへの給油)で見つけるしかありません。
完全に切れてしまうとシャッターを開ける事が出来なくなります、早めのメンテナンスを!、お待ちしています。
Q4:シャッターの給油
手動のバランス式シャッターの場合
シャッターを巻き取るプーリーの回転部にグリースを給油します、ただし、巻き取り部は雨やホコリを避けるためにケースに被われています、ケースを剥がせれば給油が出来ます。
プーリーへの給油で動きが良くなり軽くなりますが、
スプリングは使っているうちに少しづつ弱ってきます、シャッターを巻きあげる力が落ちるのでシャッターを上げるのが重くなってしまいます、
但し、プーリ(ベアリング)が壊れていたり、使っているスプリングがシャッターの重さに対して余力が無いと、スプリングを巻いても上げる力が弱くてダメな場合もあります、
その時はシャッターの状態を見て、巻き取りシャフトの交換かシャッターの交換をお薦めします。
このタイプの軸受を使用したシャッターは、巻き取りシャフトのパイプを軸受に溶接をして有る物があり(今回はボルトで止められていましたが)パイプを回してスプリングを巻いて、バランス調整の出来ない場合も有ります。
シャッターを開けるのを軽くする為にスプリングを巻くのですが、上げるのが軽くなる代わりにシャッターを巻き取る力も強くなるので、シャッターを開ける途中からシャッター棒を使用してゆっくり”水切りがボックスに接触するまで”上げてください。
スラットのズレとプーリーへの給油、バランス調整のページへ(シャッターの修理日記・ブログです)
シャッターにはメンテナンスが必要です、スプリングを巻いたり、スラットのズレを修正をするともっと軽く動作するようになります、メンテナンスの御注文をお待ちしています。
シャッターの構造を理解しないで巻き取りシャフト(非常に大きな力がかかっています)をいじらないで下さい、事故や怪我のおそれがあります!
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セブンシャッターの巻き取りシャフト組立時のプーリーへの給油(グリース)のこだわり!
セブンシャッターでは巻き取りシャフトを組み立てる時にプーリーやパイプにグリースを塗布し、
はみ出た余分なグリースをふき取り、最高の状態が長く続くよう組み立てています。
組み立ててしまうとグリースを入れるのが難しくなります、この場合”スプレーグリース”を入れるしかありません。
極圧グリースではないので圧力が掛かるとはみ出ます、が、グリースを塗ってあると3年〜5年先に違いが出てくる気がします。
プーリーにグリスを塗布しているページへ
Q5:ペンキ
手動のバランス式シャッターの場合
表面の塗装が傷んできた場合にペンキを塗られると思いますが、シャッター全体に塗られると確実にペンキの重さの分シャッターが重くなります。
スラットとスラットを繋ぐインターロックの部分に入ったペンキはプーリーに巻かれる時のスラット(インターロック)の動きを邪魔します
シャッターの大きさやペンキの重さにもよりますが、ペンキを塗られたら”シャッターのバランス調整”バネ巻きをお薦めします。
Q6:オーバースライダー・オーバースライドドア・オーバードア
オーバースライダー・オーバースライドドア・オーバードアもメンテナンスが必要です、
ガイドローラーへの給油(決してガイドレールに給油してはいけません)
スプリングも経年変化でへたって来ます、パネルの左右の傾き、丁板のスムーズな動きなど
ワイヤーロープの点検(ササクレや錆び)、普段スムーズに使用する為にもメンテナンスをさせて下さい。
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アイディア
少し幅の広い、高さのあるシャッターを手動で楽に操作をするにはどうしたら良いか?
楽に操作をするには、スプリングの力が適正で余裕が有り、プーリーがスムーズに回転し、スラットがスムーズに巻き取られる必要が有ります。
プーリーの動きが悪くなるとスムーズにシャッターが巻き取られなくなります。
で、考えたのが”プーリーを回して”シャッターを操作することでした。
チェーンで操作、続きはこちらで!。
これから少しづつ書いていきますので宜しくお願いします。